関東ITソフトウェア健康保険組合と提携する施設として、2016年4月に加わった長野県・上田市にある「角間温泉 岩屋館」。エイヤッと申し込んで抽選申し込みを運良くパスしたので2016年5月に泊まってきました。宿泊料金はこれまでに泊まった「トスラブ箱根ビオーレ」や「トスラブ館山ルアーナ」と同じく、被保険者であれば1泊2食付きで5,400円(税込)で、同行の被保険者以外の人は10,800円(同)になります。
http://www.its-kenpo.or.jp/shisetsu/hoyou/chokuei/iwaya.html
http://www.iwayakan.co.jp/
■まさに秘湯を感じさせる宿への道のり
今回は松本での手伝いごとを済ませた後の移動で夕方少し前に上田市に入りましたが、カーナビが指し示す岩屋館へのルートは果たしてこの先に宿があるのかと少々不安を感じてしまう道のり(結果としては問題なく着きました)。移動中の場所やタイミングによっては携帯電話も圏外(手元のauの場合)になることもあったので、事前にルートをチェックして不安があれば宿や近くの交番に道を聞いてみると良いかもしれません。
さて、そんな道のりを経て到着した「角間温泉 岩屋館」。着いてみると、宿は岩屋館の1軒だけ。その先に山道や真田幸村と猿飛佐助が出会ったとされる場所や坂上田村麻呂と縁のある名所があるものの、逆にこうして道路が整備されていることに感心したりもしました。
■ケータイは圏外、ネットはロビーと休憩フロア、テレビはBSのみ
さて、駐車場を降りてチェックインすると、宿の方が入浴施設(室内浴場と露天風呂、足湯)やロビースペース等へ案内してくれながら説明してくれます。このあたり、旅館に泊まるのが久しぶりだったので新鮮でもありました。
通された部屋は居間と寝室の2部屋構成。作りからして以前は2つの部屋だった気もしますが、その雰囲気は良い感じです。場所柄、エアコンはなく、ストーブ等の暖房機器が常設されていました。確かに夜がふけるにつれて寒さを感じ、ストーブをオンにすることも。
また、近くに川が流れていることもあり、通された部屋によってはその音が気になることがあるかもしれません。もし、夜の音が気になりがちな人は事前に耳栓などを用意するのも良いかもしれませんね。
一方で通信と放送まわりでは注意が必要です。というのも、携帯電話の電波が入るのは駐車場エリア(部屋や通信事業者によっては入るかも)。ネットは入り口のロビーと露天風呂へ行く途中にある談話スペースにオープン設定の無線LAN。そして部屋にあるテレビはBSのみ視聴可能となり、普段通りの環境を宿泊中も期待される場合には要注意です。
ただ私の場合、当日はネットやケータイの状況はあまり気にならず、テレビもBSが見られれば最低限の情報は得られることは特に問題なし。逆にネットやケータイがない頃にどう過ごしていたかなぁと思いを馳せたり、純粋に宿を楽しめるのは良かったです。
■室内浴場と露天風呂に加え、足湯もあり
浴場に関していうと室内は男女分かれていますが、露天風呂については女性専用になっている一部時間帯を除けば混浴だそうです。温泉の室温はそこまで高くないのと、当日はやや肌寒かったので私は入らなかったですが、家族連れ等では他の人の視線がある可能性はあるものの、一緒に入るといったこともできそうです。
温泉は茶褐色の炭酸泉。自分の肌質にはあっており、夜と朝で計2回入ってしまいました。ちなみに足湯スペースもありますが、秘湯ということもあり、底には周囲の木々から落ちてきた葉っぱなどがあるので、そのあたり許容できるか否かで浸かるかを考えるのも良いかもしれません。
■地産地消の夕食。朝食もしっかり食べられる
さて、お料理はと言うと、夕飯に食堂に足を運ぶとまず下記の料理が配膳されていました。
続けて焼き魚や
お刺身
天ぷら
蕎麦
ご飯とお味噌汁
デザート
と関東IT健保直営施設に引けをとらないボリュームたっぷりの食事でした。
また、朝食も同様で下記に加えて、
魚
湯豆腐
などが用意されていました。
■天気が良ければ周囲の散策も楽しそう
宿泊タイミングでは生憎の天気で周囲にある岩屋観音や猿飛岩にいけませんでしたが、天気がよく、靴もサンダル系統でなければ散策してみても良さそうだなと。宿泊中に対応してくれた女将さんやスタッフも好印象だったので、機会があればまた行きたいところです。
トスラブ館山ルアーナが箱根ビオーレ以上の凄さだった
https://mrmt.tokyo/archives/1056530685.html
コメント