UR賃貸住宅に住み始めて数ヶ月。大規模住宅初体験の人生において、今のところ大きな問題なく過ごせております。
さて、引っ越しと言えば今や欠かせないのがインターネット接続サービス。UR賃貸住宅では団地はもちろん、場合によっては住む号棟で対応するネット接続サービスが異なっている様子。そうした中で、初期費用や工事費用なく、最短翌日午後以降から利用できる「BB-EAST」に入ってみました。
◆BB-EAST
http://www.bb-east.ne.jp/
最大100Mbpsのネット回線を月額1750円で使えるBB-EAST
直前に住んでいた集合住宅ではIIJ mioひかりに加入しており、月額3,960円でした。対する、BB-EASTは月額1,750円と半額以下で、かつて利用していたテレホーダイを彷彿とさせる利用料金です(いずれも税抜き、以下同)。
運営会社はNTT-MEで、利用料金は運営会社は異なりますが、西日本地域では「BB-WEST」なるサービスがUR賃貸住宅向けに展開されているようです。
◆BB-WEST
http://www.bb-west.ne.jp/
話を戻して、BB-EASTはUR都市機構によるインターネット方式としては「住棟内LAN方式」に該当しています。この住棟内LAN方式、棟内はLANで引き回されていますが、棟への引き込み回線自体は光ファイバー回線となっています。
光ファイバー回線の帯域は残念ながら調べきれませんでしたが、一方の住棟内LANは最大100Mbpsで配線されているいるようです(居住団地の場合)。
また、室内の配線は電源コンセントと同様に壁に埋め込まれたパッチパネルを利用します。ここに無線LANルータを接続すれば、室内の無線LAN環境が整います。
ちなみにフレッツ光系のPPPoE接続は必要なく、無線LANルーターの設定自体はローカルルーターモードで接続すればOKでした。
◆パッチパネルのご利用方法(BB-EAST)
http://www.bb-east.ne.jp/bb-east/patch_panel.html
さて、集合住宅ということで対象となる棟内でヘビーユーザーが多数いると速度低下の可能性もありますが、今のところひどく遅いと感じたことはありません。というわけで、ルータ(AtermWG1200HP)に無線LAN接続したノートPCで3回計測した結果は以下の通り。
下り75~80Mbps前後
上り85~90Mbps前後
また、普段使いのスマートフォン「Huawei P9」で同様に3回計測した結果は以下の通り。
下り35Mbps前後
上り25~30Mbps
戸建てのGbps級の回線と比べれてしまうと元も子もないですが、ヘビーユースではない普段使いとしては悪くないのかなと思っています。
住棟内LAN方式以外の接続方法は
というわけでいったんはBB-EASTを継続する意向ではありますが、それ以外にも物件によってはFTTHやVDSL、ADSL、CATVインターネットの選択肢もあるようです。
住んでいる物件ではCATVはJ:COMなのですが、下り最大320Mbpsのネット接続と電話サービスがセットで月額3,500円のプランも用意されており、BB-EASTと同様に大規模住宅向けの廉価な料金体系であったり、特別プランというのがあるのだなぁとUR賃貸住宅に入って感じた次第です。
なお、団地や棟ごとのネット接続サービスはUR都市機構の下記ページが詳しいです。もし、物件を選ぶ際にネット接続環境を重視される場合には1度ご確認されてみると良いかもしれません。
◆賃貸住宅のIT化について
http://www.ur-net.go.jp/kyojyusha/it/it.html
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