2020年後半にサービスを終了する「Google Play Music」。統合先サービスである「YouTube Music」に移行ツールを使って移行したのち、新規作成したプレイリストが消える不具合に遭遇しました。
デバイス環境に関わらず、プレイリストが消えてしまう
メインで使用しているのは、Androidの「Pixel 3」。端末やOSによるものかと思い、Windows 10やiPad mini(第5世代、OSは最新)でもプレイリスト作成を試したものの、やはりしばらくすると消えてしまいます。
プレイリストの公開設定も変更して試してみましたが、プレイリストが消えてしまう状態を改善できませんでした。
検索して調べていったところ、他にも同様の状態に陥っている人がおり、YouTubeヘルプのコミュニティをみると、2019年ごろから続いているようでした。ただ、不具合が修正されていない点を考えると、誰にでも起きる不具合ではないのかもしれません。
そのヘルプコミュニティの中で、私の環境での不具合解消のヒントになったのが以下スレッド。
特に2020年1月に投稿された「プレイリストに動画を1曲でも混ぜると取り敢えず消えなくなる」という内容が参考になりました(感謝
消えたプレイリストはYouTubeの再生リストには保存されている
この投稿を見つけるのに並行して気がついたのは、YouTube自体の再生リストにはYouTube Music上から消えてしまったプレイリストが保持されているということ。つまり、プレイリスト自体が消えているわけではなく、YouTube Music側でうまく取得できていないと推測できます。
そこで、YouTubeの再生リストから、上述の「プレイリストに動画のある曲を1曲でも混ぜる」を実行すると、あっさりと「YouTube Music」上にプレイリストが復活しました。
ただし、プレイリストから動画のある楽曲を外すと、再びプレイリストが消えてしまいます。また、動画自体も何でも良いのではなく、YouTube Music上でも再生できる動画ではないと駄目なようです(試しにナイツ公式の漫才動画を再生リストに加えてみましたが駄目でした)。
この前提を頭に入れた上で、YouTube Music上で再生できる動画(=ミュージックビデオ)があるアルバムでプレイリストを作成したところ、プレイリストが消えるということ自体が発生しないことに気づきます。
ミュージックビデオのある楽曲を加えれば解決
まとめるとシンプルですが、以下の条件であれば、少なくとも私の環境においては、YouTube Music上で新規のプレイリストが消えることなく利用できるようになりました。
- ミュージックビデオのある楽曲でプレイリストを構成する(最低1曲以上)
- YouTube Music上でプレイリストが消えてしまった場合でも、YouTube側の再生リストにアクセスし、ミュージックビデオを1つ以上加えることで復活する。ただし、YouTube Music側で再生可能な動画に限る
最近の楽曲であればミュージックビデオを合わせて公開しているケースが多いですが、少し前の楽曲であったり、サウンドトラックなどはそもそもミュージックビデオがないケースもあるため、プレイリストに何を入れて対処するかは難しいところかもしれません。
どちらにせよ、今後のアプリやサービスアップデートで上記不具合が解消されるのを期待したいところです。
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