関東ITソフトウェア健康保険組合が運営する保養施設の一つで2015年12月にオープンしたばかりの「トスラブ館山 ルアーナ」に4月中旬に行ってきました。
トスラブ館山ルアーナ
http://www.its-kenpo.or.jp/shisetsu/hoyou/chokuei/toslove_luana/
ちょうど1年前、箱根にある「トスラブ箱根ビオーレ」に行き、夏に提携施設の夏季保養施設「リゾートホテル蓼科」へと行った私。箱根の際に記載しておりますが、いずれも抽選申し込みを経て当選した次第。有給や平日お休みの方であれば、空き枠申し込みの選択肢もアリかもしれません。
1泊2食付きで5400円、トスラブ箱根ビオーレが何だか凄かった
https://mrmt.tokyo/archives/1026555511.html
■何とも形容しがたい贅沢な外観
さて、今回宿泊したトスラブ館山ルアーナですが、料金体系は他の関東IT健保の保養施設と同じく、被保険者であれば1泊2食付きで5400円(税込)、同行の被保険者以外の人は10,800円です。
自動車で行く場合、新設の建物ということもあり、隣接する大田区立館山さざなみ学校にカーナビをセットしたほうが安心のようです。また、要予約ですが、館山駅から送迎バスも用意されているとのこと。
当日はあいにく強風でしたが、駐車場に車を止め、施設へと近づいてみると、三日月のようなブーメランのような何とも言いがたい外観に圧倒されます。広場スペースもありますが、ここはもう少し整備の手が入る気もしましたが、それでも保養施設じゃなければ1泊幾らするんだという程度の見た目です。
■エントランススペースの自販機が無料、さらには娯楽スペースも無料
すたすた歩くと、入り口はこんな感じでした。
ここから写真は時系列ではなくなりますが、エントランススペースは吹き抜けとなっており、夕方や夜間になると小洒落た雰囲気が漂います。
晴れてると見晴しが良いです。
テラススペースにでることも可能。
また、朝から夕方にかけてはコーヒーや紅茶などが無料で飲める自販機も。この段階で頭がおかしい(褒め言葉。
施設は2階が宿泊スペースで1階は食堂や大浴場、娯楽スペースといった区分け。当日は強風のため入れませんでしたが、大浴場には露天風呂スペースもありました。そうそう、お湯はナトリウム・炭酸水素塩泉となり、宿泊料とは別に入湯税も別途必要となります。
さらに温水プールなんかも。子供の入浴スペースが手前にあり、廊下からガラス張りになっているのはプールに入れないけど子どもや孫の姿が見たい…という人向けのニーズでしょうか(撮影も同じく廊下側からです)。
そして、プールや入浴施設からエントランスに戻る間には、無印良品の体にフィットするソファっぽい、ソファも5つほど。
お土産コーナーも。1割位安いらしいです。
これら施設は入り口を正面に右翼側にあり、左翼側は食堂スペースと娯楽スペース。娯楽スペースは卓球場と数室のカラオケルームという構成。後者を選択したところ、当日先着順のようでしたが、1時間無料で利用できました。もう訳がわからない(やはり褒め言葉。
おそ松さんの曲なんかも唄えました。
ちなみに1階から2階へはエレベータもありますが、ゆっくりと稼働している印象で、足腰に問題がなければ階段でも良いかなと。また、同じく強風で入室できませんでしたが、夕方から夜間に屋上テラスのようなスペースも開放されているようです。
■ぬくもりを感じる部屋の作り。快適さは箱根以上かも
そして気になる客室。トスラブ箱根ビオーレも贅沢の極みでしたが、トスラブ館山ルアーナは新築である点に加え、海岸側に対して大きく窓を確保し、天井が高い作りとなっていて、開放感や見晴しの良さという点では箱根以上。さらに木材も良い感じに使われており、ぬくもりという点も落ち着きを与えてくれます。
部屋に関してはベッドが2つでしたが、ソファベッドになりそうなソファも2つ。場合によっては4人部屋としても使える広さでした。
ソファーその1。窓側に向いてます。
その2。
洗面スペースも広めですが、トイレはそれなり。室内の浴室に関してはジェットバス付きだったトスラブ箱根ビオーレと比べると、このあたりは少し良いビジネスホテルよりも少し大きめかなといったところ。
浴室。大浴場が嫌でなければ使う可能性は低そう。
また、エントランススペースも同様ですが、ベランダに出て外で一息つくことも可能。その他、館内では無線LANも用意。今回使った限りでは室内やエントランススペースともに不満なく使用できました。
■当日は強風だった
トスラブ館山ルアーナの注意点としては東京から行く場合は強風でしょうか。当日は風が強く、アクアラインは午後から通行止め、また受付スタッフに聞いたところ内房線も運転見合わせになったとか。この日は館山の人からみても強風の度合いが過ぎていたようですが、場合によっては行きや帰りで遠回りを余儀なくされる可能性がある点は頭の片隅においておいて良いかもしれません。
逆にそれを除けば、海辺も近く、天候が良ければ富士山が見え、なおかつ箱根のように人が多すぎることもないので至極快適な場所と言えそうです。オフシーズン設定時には同行の被保険者以外の同伴者料金が割り引かれるのでさらにお得になるようです。
食事に関しては別記事(↓)にて改めて。
トスラブ館山ルアーナで充実過ぎる料理をいただく
https://mrmt.tokyo/archives/1056753028.html
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