
2025年1月、セールでDuolingoの有料プラン「Super Duolingo」に課金したのをきっかけに、学習成果の確認を兼ねてTOEIC L&R Test を受験することに。あわせて、TOEIC対策コースがあり、同じくセール中だったabceed のProプランを有料課金しました。
その結果、11月のTOEIC試験で目標を大きく上回る795点に到達できたので、その過程を振り返ります。
TOEIC の受験タイミング
試験は4月(春)と11月(秋)の2回受けることにしました。どちらも「極端に暑くも寒くもない時期だから」というのが理由です。
TOEICの会場は必ずしも駅近とは限らず、実際、私が受験した会場は駅から15分ほど歩く場所にありました。暑さ寒さで移動時に消耗したくないという読みでしたが、この判断は正解でした。
目標スコアと過去スコアの整理
今回の目標は、十数年前に記録した自己ベスト「600点台前半」を上回ること。ちなみに2018年頃、なんの準備もせずに久しぶりに受けた際は400点台前半という散々なスコアでした……。
Duolingo と abceed それぞれの学習方針
以下のような方針で無理のない範囲で継続しました。
Duolingo
ダイヤモンドリーグに到達した後は、翌日のXP3倍ブースト獲得を目指し、デイリーミッションを確実にこなす。また、英語だけだと飽きるので、算数寄りではあるものの数学コースと、夏に日本語版にも実装されたチェスコースを混ぜてプレイ。
abceed
こちらはTOEICの全7パートを曜日ごとに割り振って学習。つまり、月曜はPart.1、火曜はPart.2……日曜はPart.7というサイクルです。目標時間は1日10分。無理のない範囲で毎日触れることとし、余裕がない日は単語だけプレイしました。
4月と11月の試験結果と振り返り
1回目:2025年4月(第387回)
- 結果:700点(リスニング:370 / リーディング:330)
当初の予想を超えて、700点ぴったりという結果に。手応えとしては「もう少し点を伸ばせそうな気がする」「リスニングが思ったより聴き取れなかった」ということで、11月に向けて上記の学習方針を継続することにしました。
2回目:2025年11月(第407回)
- 結果:795点(リーディング:435 / リーディング:360)
4月から95点アップ。あと5点あれば800点となり、楽天の入社条件ラインをクリアできましたが、それはさておき。前回時間切れになったPart.7を、問題と相性が良かったのか時間内に解き終えられたのは良かったです。
abceed 活用の補足
abceed については以下の3点が役立ちました。
- リスニングの1.2倍速設定
1.2倍速で流すように設定。また、4月の結果を受け取ったあとは、1問につき2回まで聞き直してOKというルールで進めました。本番では当然ながら音声がゆっくり話しているように聞こえるので、心に余裕を持って解くことができた。
- オンライン模試機能
50問と100問の模試を数回繰り返してスコア予測を確認しました。私の場合、少し上振れて予測スコアが出ましたが、ひどく外れているわけでもないなぁといった感じです。ちなみに模試はスマホで受けていましたが、本番(紙)の方が設問をパッと俯瞰できるので、リーディング(特にPart.7)はむしろ本番の方がやりやすかったです。
- 動画解説コンテンツ
時間指定のライブ配信は見たことはないですが、オンデマンドのPart別解説講義を視聴したことで、試験の特徴や時間配分のコツを掴むことができました。特に4月の初回受験の際は役立ったと感じています。
今後の方針
当初の目標スコアを上回り、11ヶ月で795点というスコアに到達できたのは良かったです。TOEIC学習についてはabceedの利用がプラスに働いたと思いますが、英語学習の習慣付けやリスニング力強化という観点ではDuolingoの存在も大きかったです。
一方、2回の受験を通じて、明らかに文法力が語彙力が不足していることを実感しました。英語は、学生時代は敬遠していた苦手科目で文法学習も最低限だったので、土台の不安定さが出ているのだと思います。
今後の方針としては、特に業務で英語が必要な状況ではないのと、他の資格試験受験に手を出そうかと考えているので、英語は文法・語彙の強化を基本に、少しずつ英会話にもつながるような学習スタイルを探していこうと思います。


コメント