ゼロ・グラビティ、201312。91分。
http://wwws.warnerbros.co.jp/gravity/
主演はサンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニーで、それ以外のキャストはほぼ声のみの出演と、実質2人芝居という贅沢な作り。宇宙を舞台にしてはいるものの、仮に舞台が違っても成立するであろう人間の内面を描いた作品になっていた。SFはちょっと…という人でも足を運んでみるのも良いかもしれない。
時間軸的には未来ではない現実情勢を踏まえた宇宙空間に近く、アメリカ、ロシア、中国と各国のステーションなども。また、登場人物たちが宇宙空間に投げ出される要因となったスペースデブリ。単に飛んでくるのではなく、スペースデブリが新たなデブリを生み出す様も描かれ、次々と通信衛星が破壊される様子はGPSや放送衛星など普段の生活で利便性を与えている存在があっさりと壊される瞬間があると想像すると少しゾッとしてしまった。
3D上映は最近だとスタートレックもそうだったけれど、当初と比べて何でもかんでも3D上映というのは減った印象もあり、うまく3D演出を取り入れた作品が増えてきたのかなとも。付近にあるTOHOシネマズの3D方式は以前と変わったおかげで、3D眼鏡は電源非搭載型になり、眼鏡との二重掛けによるきつさと重みを感じることがなくなったのも良い感じ。とは言え1度くらいはIMAX版に足を運ばねばならないなぁとは思う日々ではありますが。
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