肉体の芸術は残るのか、野田地図「足跡姫」:舞台芸術01

野田地図「逆鱗」@東京芸術劇場プレイハウス、約2時間45分。201702、9800円。
http://www.nodamap.com/ashiatohime/
https://www.geigeki.jp/performance/theater136/

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残らない肉体芸術に対する「思い」


観劇から1ヶ月。感想も曖昧になってきたので簡単に。久しぶりの休憩あり公演。舞台セットは手前方向が低い傾斜がかったもので、歌舞伎の舞台を模したような花道も用意されていた。

作品紹介では十八代目中村勘三郎へのオマージュとあり、野田秀樹によるメッセージにあった坂東三津五郎が中村勘三郎の弔事で述べた「肉体の芸術」という残らないモノと、それらに対する人々の「思い」をあとから読み返して感じるなど。その場、その時でしか感じられない空気感や躍動というものは観る側にとっても確かにあり、ときが流れるにつれて当時を思い出すことはできるものの、やはり熱量という点では当時とは異なるものを抱くようになるかもしれない。

次回公演は2017年秋。十八代目中村勘三郎との共演作「表にでろいっ!」の英語版。外国人キャストはThe Beeのキャサリン・ハンターら。

作・演出:野田秀樹
出演:宮沢りえ、妻夫木聡、古田新太、佐藤隆太、鈴木杏、池谷のぶえ、中村扇雀、野田秀樹
振り付け:井手茂太